2019-07-24

シンガポール&ミャンマー パブリックカッピング

こんにちは。Coffee Wrightsのバリスタのロックです。

私は以前シンガポールでバリスタをしていました。今回はシンガポールとミャンマーへ旅行へ行き、現地のバリスタ仲間とコーヒー屋さん巡りをして豆を買ってきました。シンガポールとミャンマーのコーヒーシーンを少し皆さんへご紹介したいと思います。

まず、シンガポールのコーヒーシーンはとても興味深いです。東京都23区より少し小さい国土なのに、レベルの高いコーヒー屋さんが沢山あるんですよ。オーストラリアが近いこともあって、メニューはオーストラリアに影響を受けてロングブラックやピッコロなんかが支流ですが、フィルターコーヒーに関しては上を行くのでは?と思うくらいです。シングルオリジンは浅煎り焙煎、カリタやオリガミ、V60やケメックス、エアロプレスなどなんでもありです。物価が日本の1.8倍なので、豆も少し高めな設定ですが250gや300g、その半分だと125gなんて単位で売っております。

Cata Coffeeは私が以前勤めていたコーヒー屋さんです。自ら焙煎もするオーナーはベネズエラの女性で、彼女の実家は元コーヒー農園なのです。ちなみに妹もタイでコーヒー屋さんをしています。イギリスでコーヒーの勉強をし、今ではブリュワーズでジャッジをしたりしています。今は実店舗はなく、pop upや卸をメインにされています。

Homeground coffee roaster は元同僚がオープンした新しいコーヒー屋さんです。元同僚は2018年にシンガポールでバリスタチャンピオンになりました。彼女のコーヒーを求めて毎日沢山のお客様が来店しています。以前日本にも東京コーヒーフェスティバルで来日しています。

PPPはシンガポールといえば、ここ!というくらい古くからスペシャルティコーヒーを追求しているお洒落なガーデンカフェです。フードも充実しており、欧米系のお客様も多いので東南アジアとは思えない雰囲気で、沢山のお客様で賑わっています。こちらではクラフトビールも飲めますよ。

ApartmentはPPPの目と鼻の先にある新しく出来たコーヒー屋さん。なんとテイクアウトはやってません。全て店内のみ、サスティナビリティに特化した考えを持っており、清潔感のある白を基調とした店内はいつも満席だそうです。私が訪れた日も列が出来ていました。

glyphは銀座の様なロケーションエリアの辺りに新しく出来たコーヒー屋さん。オーナーの男性は若干26歳の若手ですが、コーヒーへの想いは誰よりも熱く親切とコーヒーフレンドの中では有名です。

(茶色い袋)こちらは私のコーヒーフレンドからカッピングするなら是非使って!と頂いたブラジルのお豆。新しく立ち上がったばかりのコーヒー屋さんです。

4泊5日したミャンマーで唯一出会えた美味しいコーヒー屋さん。散々探し回ってやっとみつけたスペシャルティコーヒー屋さんはヤンゴンにあるeasy cafe。店内にディードリッヒの大きな焙煎機、ミャンマーコーヒーの麻袋で出来た椅子などが並んでおり、シャイながらも丁寧に対応してくれたバリスタの男の子がいました。彼にミャンマーのコーヒーシーンを聞くと、もちろんミャンマーの豆のみを使用しているとの事。そしてまだまだ浅煎り焙煎をしている店舗はなく、ここ以外のスペシャルティカフェはないとの事でした。エスプレッソマシーンのみ置いていてダークローストなラテアートに特化した店舗はいくつかあるそうです。ミャンマーの平均月収が8000円、こちらのコーヒー豆は1600円くらいですので、ローカルへ向けて販売しているのではなく、観光客や現地で働く駐在の方を対象としているのかなと思いました。

今回の旅行で買ってきた豆で、パリックカッピングを開催します!
日時は7月26日16:00~ 27日11:00~ 28日11:00~
場所は全てCoffee Wrights蔵前です。

みなさんとシェア出来るのを楽しみにしております。日本でこれだけの豆をカッピング出来る機会は二度とないと思います。是非東南アジアのコーヒーシーンを味わってみてくださいね。私もカッピングには参加しますので、何か聞きたいことがありましたら遠慮なくお尋ねください。

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